山頭火の生涯 〜 防府での誕生から母の自殺、そして早稲田大学へ 〜
〜 防府での誕生から母の自殺、そして早稲田大学へ 〜 | |
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明治15年12月3日、山口県 佐波郡西佐波令村第136番屋敷(現:山口県防府市八王子2丁目13)に 父・種田竹治郎、母・フサの長男「正一」(本名)として 生まれる。明治22年父竹治郎は、33歳で佐波村助役に就任する。その同じ年に、正一は松崎尋常小学校に 入学する。しかし、11歳の時に母フサ (享年33歳)が、自宅裏庭の井戸で 投身自殺をする。父は女性を連れて 旅行中であった。15歳のとき、私立周陽学舎(現:防府高校)に入学し、 第3年級を首席で終了、その3年後県立山口中学校に編入し、卒業する。 |
明治34年頃 | |
私立東京専門学校高等予科、早稲田大学へと進む。 同期に小川未明(後の童話作家)がいた。坪内逍遥からモーパッサン、ツルゲーネフらの 自然主義文学の影響を受ける。しかし、2年あまりで 神経衰弱のために退学し、 療養のために故郷へ戻る。 | ![]() |
明治37年頃 | |
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