お酒の豆知識
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毎日の晩酌に日本酒をお飲みでしょうか。 皆さんは、日本酒の種類がいろいろあるのをご存じだったでしょうか。特撰、上撰、佳撰は、昔の特級、一級、二級が平成四年に級別廃止になってから、不便だと思う人のために作られた分け方ですが、それ以外に吟醸酒、純米酒、本醸造の3種類があります。この3つの区別ができる人は意外と少ないのではないかと思います。 吟醸酒は、山田錦、五百万石のようなお酒造りに適したお米を使い、40%以上お米を削り取るという60%以下の精米歩合と吟醸造りという高度な製造法で造ります。したがって、製造コストも高く付くために、大量生産も難しく、したがって、値段も高いものになっています。 純米酒はその名のとおり、お米だけを原料にして造っているものを言います。混ざり物が入らないお酒ですので、愛好する方も多いようです。 その反面、純米酒以外のお酒は、一部醸造アルコールや糖類などを使用しているのです。 では、本醸造と表示できるのは、70%以下の精米歩合で、その原料米も規定され、アルコールの添加量も規制され、少量しか入っていないもので、特撰、一部上撰も属しているお酒です。 冷やも燗も良しというお酒です。 昔から酒は、「百薬の長」と言われています。皆さんもどうか適量飲まれて、末永く日本酒を味わってください。 |
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生酒には、「生酒」と「生貯蔵酒」の二通りあるのをご存じでしょうか。 普通の日本酒はお酒を造った後、出荷するまでに2回火入れをしています。 1回は、お酒を造り終えた段階でもお酒の中の酵母が生きているので、気温の上昇する春から夏にかけて変質してしまうので、火入れ殺菌をして、タンク内に貯蔵して、ビン詰めにして出荷する時にもう一度火入れ殺菌をしているのが、普通の日本酒です。 この火入れを一度もしないで、皆さまの所まで行くお酒を「生酒(なまさけ)」といいます。 また、出荷の直前に一度だけ火入れを行っているものを「生貯蔵酒」といいます。ですから、完全な生酒の風味をもっているのは、一度も火入れをしていない「生酒(なまさけ)」であり、それにもっとも近いのが、「生貯蔵酒」です。 当社の生酒は「本生酒」です。「生酒」は火入れをしていないので、酒本来の“生(なま)”としての旨みが生きていて本当に美味しいお酒です。最近は300ml入ビンがよく売れています。ご家庭で冷蔵庫に入れて晩酌に毎日楽しく飲んでみてください。 |
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